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今日1月4日は今全世界共通で使われている点字を生み出した
ルイ・ブライユの生誕日です。
6点で表す点字(ブライユ式点字や6点点字など)はブライユによって生み出されましたが
ブライユ自身も5歳の時点で両眼共に失明していて、当時は障害のある子どもには
教育を受けさせる必要がないという風潮がありましたが、ブライユは周囲の協力を得て
生活に必要な知識や勉学に励みました。
その結果王立盲学校に就学し、その就学中に6点の点字を発明しました。
卒業後はそのまま教鞭をとりますが、盲学校自体の不遇な扱いもあり、若くして肺結核になってしまいます。
当時の肺結核は不治の病とまで言われるほどかかってしまうと治療できないと言われており、
ブライユも43歳という若さで亡くなってしまいます。
ブライユの没後もブライユの生み出した6点式の点字は使い続けられてます。
そんな今日の一冊はこちら
「ルイ・ブライユと点字をつくった人びと」(高橋昌巳/監修 こどもくらぶ/編)です。
点字を作ったルイ・ブライユと日本点字と呼ばれる今日本国内で使われているものを
発明した石川倉次の生誕から亡くなるまでが描かれており、その中で、ブライユ点字や
日本点字の優れているところや開発の経緯なんかも書かれております。
今やあふれている点字に触れるきっかけにもなりそうですね。