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宮中では皇位の元始を寿ぐ元始祭が、一年の一番始めの大祭として天皇陛下の御親祭により奉仕されます。
年の始めにあたり、天皇様自らが宮中三殿(賢所かしこどころ・皇霊殿・神殿)において親祭され、皇位の始源を寿ぐ祭儀です。
1870年1月3日 、神祇官八神殿に八神・天神地祇・歴代の皇霊を鎮祭したのに始まり、
1873年1月3日から現在の三殿親祭の形式となったそうです。各地の神宮や神社でも皇統の安寧と皇室の弥栄を祈ります。
今日ご紹介する一冊は
『 日本人として知っておきたい皇室の祈り』(伊勢 雅臣/著)
初代・神武天皇から125代。そして126代へと引き継がれてきた伝統の源とは、いったい何なのか?
世界最古の国日本が誇る皇室の歴史と文化、その実像を描いています。