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1776年、1月10日はアメリカの社会思想家トマス・ペインの政治評論パンフレット『コモンセンス』が発行されました。
合衆国独立を支持する勢力は必ずしも多数派ではなかったものの、『コモン・センス』が発行されると
3か月で12万部を売り上げたと推測され、合衆国独立にむけた世論が熟成されました。
文字通りシンプルな英文で人々の常識に訴えかける文章です。
今日紹介する一冊は、
トマス・ペインが提案したベーシックインカムについての本です。
『長期停滞の資本主義:新しい福祉社会とベーシックインカム』(本田 浩邦/著)
長期停滞のもとでのネオ・ファシズムの台頭、雇用と社会保障の劣化、地方衰退にどう立ち向かうか。
100年を超える歴史的視野から現状を分析し、左派による日本型ベーシックインカム論を提示する論となっています。