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今日は和菓子の「大福の日」です。
その由来は2(ふ)月9(く)日という語呂合わせから。
さて、大福は大福餅とも呼ばれたりもしますが、あなたは餡餅と大福の違いを
知っていますか?
餡餅も大福もどちらも餡を餅生地に包んだもので、見た目ではまるで同じもの
のように思います。
しかし実は両者には大きな違いがあるようで。
それは餡を包む皮。
餡餅にはその名の通り、もち米を蒸してついた正真正銘の餅を使います。
対して大福の皮には求肥が使われています。
求肥とは、粉にしたもち米に水と砂糖を加え過熱し練り上げたもの。
和菓子ではよく見るお菓子ですね。
一見するとよく似ていますが、この違いが味や食感に与える影響は大きいようです。
ところで大福は、豆やクリームやチョコなどバリエーションが豊か。
近年は特にイチゴ大福をはじめとするフルーツ大福が大人気なんだとか。
その界隈で大福は既に、和菓子の枠を飛び越えたポテンシャルを発揮しており、
ミカンを丸ごと包んだり、マスカットやブルーベリーを包んだり、インターネット
で少し検索するだけでも多種多様なフルーツ大福が見受けられますよ。
とてもおいしそうです。
さて、今日はこの一冊をご紹介。
『米粉で作るうれしい和のおやつ』(森崎 繭香/著)
立東舎/リットーミュージック
大福は買うもの?いえ!おうちで作るもの!
本書は米粉という身近なものをもちいて大福を始めとするいろいろな和のおやつレシピが掲載されています。
もちろん、フルーツ大福もありますよ!
和菓子を手づくりするって、なんだか素敵です。