3 月17日は東京ドームの誕生日です。
東京ドームは1988年の3月17日に落成しました。
日本初の全天候型多目的スタジアムで、広さは約216メートル四方、建築面積は約
47m2あります。
天井は総重量約400トンもあるガラス繊維膜材で覆われているため、お天気に左右
されず利用することが出来ます。
しかしそんなに重い天井なら、沢山柱を立てないと落ちてきそうですが、ドームの
真ん中にそんなに柱は立っていません。ではどうやってそんなに大きな天井を支え
ているのでしょう。
その秘密は空気にあります。
ドームの中は外気より0.3%気圧が高いそうで、その空気のチカラによって天井を
支えているそうです。つまり東京ドームの天井はある意味大きな風船といえます。
これは、空気膜構造屋根を持つアメリカのメトロドームをモデルとして設計された
んだそう。驚きの構造ですが、それによりあの広い空間を作ることができるのかと
思うと感心してしまいます!
ちなみに東京ドームは日本唯一の昭和の時代に開場したドーム球場なんだそうです
よ。
現在もプロ野球の試合が行われたり、人気アーティストのコンサートが行われたり、
何かと話題に事欠かない東京ドームですが、 なんと予約さえ取れれば誰でも借りら
れるそう。東京ドームで草野球、なんて遊びかたもできちゃうらしいです。
あの東京ドームを自由に借りられるなんて、わくわくしませんか?
でも、お高いんでしょ…?
そんな声が聞こえてきそうなので、今日はこの一冊をご紹介いたします。
『スポーツと楽しみのねだん』
(藤田 千枝/編)
大月書店
この本は、「ねだん」をものさしに、社会のしくみをオールカラーでわかりやすく
解説する「いくらかな?社会がみえるねだんのはなし」シリーズの第4弾です。
東京ドームのレンタル料をはじめ、スポーツの優勝賞金や公園のぶらんこ、プロが
使う楽器など気になるけどわからなかったいろいろな物のねだんがたっぷり掲載!
ねだんを通して世の中のことが見えてくるとても楽しい本です。