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3月18日は春の彼岸の入りの日にあたります。21日の春分の日
を中心に前後三日間が彼岸の期間になるため、今年は18日から24
日が彼岸となります。
春分と秋分の期間は、昼の時間と夜の時間が同じになることから、
あの世の門が開くと言われており、平安時代あたりからこの時期に
先祖供養を行うようになったそうです。
仏教の行事ではあるのですが、インドや中国の仏教にはみられ
ないものだそうで、日本の民俗信仰と仏教が合わさった日本特有
の歳時だそうです。
今日紹介する一冊は『ずっしり、あんこ』(河出書房新社)です。
彼岸にはつきものなおはぎ、ぼたもちにちなみ、あんこにまつわる
お話のアンソロジーになります。