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1930年の2月18日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、冥王星を発見しました。
その後何度も確認の観測して3月13日に、トンボ―博士が冥王星発見を発表しました。
それから、トンボ―博士生誕100年目の2006年まで冥王星は世界各国の人々に、太陽系の9つ目の惑星として長い間親しまれてきました。
アメリカでは特にアメリカ人が発見した唯一の惑星なので誇りとされて愛着をもたれディズニーのキャラクターにも
登場してます。太陽系の果てにあることからSF作品へ数多く登場しています。
それだけ宇宙に対する夢とロマンを与えてくれた存在の冥王星が惑星ではないということになったことへの
アメリカ人の失望と落胆は大きかったそうで、
それがきっかけとなり、一般的に冥王星の日とされているのは2月18日のほうですが、
アメリカのニューメキシコ州とトンボ―博士の出身地イリノイ州は独自に、3月13日を「冥王星の日」としました。
今日の一冊は、その数多くのSF作品のなかでも世界最長のSFシリーズをご紹介します。
『グレイ回廊からの脱出』(H・G・エーヴェルス∥著、クラーク・ダールトン∥著、嶋田 洋一∥訳)
宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズのなかでの冥王星は、
太陽系帝国の外縁防衛ラインの中核となる軍事基地が置かれていた惑星となっています。