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今日、4月24日は「植物学の日」。「植物学の父」の牧野富太郎博士の生まれ
た日にちなんで制定されました。高知県佐川町の豪商の家に生まれ、この世を
去るまでの生涯を植物研究に費やして、約2500種の植物を発見し、命名しまし
た。*補足事項:「植物学の日」は現時点では制定されておらず、牧野富太郎博士の生まれた日(旧暦4月24日)
ということもあり、流布しているようです。
牧野富太郎博士は、高知の豊かな自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、
独学で植物の知識を身につけてそうです。94年の生涯において収集した標本は
約40万枚といわれています。新種や新品種など約1500種類以上の植物を命名し、
日本植物分類学の基礎を築いた一人として知られています。1940年に刊行され
た「牧野日本植物図鑑」は改訂・増補により版を重ね、今なお広く親しまれて
います。今年、2023年の連続テレビ小説108作目「らんまん」は牧野富太郎博
士の人生をモデルとしたお話です。こちらも楽しみですね。
今日の一冊は、「牧野富太郎 なぜ花は匂うか。」
牧野富太郎博士の「私は植物の愛人」の言葉とおり植物に対する愛が深く感じ
られます。半端ない植物の知識だけではなく、牧野富太郎博士の無邪気さもう
かがえる1冊です。