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今日は小説家、児童作家の小川未明が生まれた日です。

日本の児童文学を確立し、日本児童文学の父とも呼ばれています。

子どもの物語とはいえ、情緒漂うなかにどこかかしらうっすらと陰のある作品たち。

未明の作品には、いつの時代も老若男女問わず惹かれるものがあります。

今日の一冊は「赤い蝋燭と人魚」(小川 未明∥文、酒井 駒子∥絵)

ある北国の港町。月夜の晩、まずしい蝋燭売りの老夫婦の元に不思議な一人の赤ん坊

がやってきました。そして、成長したその子が描いた蝋燭をお宮に灯し、燃えさしを

もつと、海の災難にあわないというのです…。 

教科書などで読んだ方も多くいらっしゃるかもしれません。今日ご紹介した一冊は、

画家の酒井駒子さんによる挿画の本です。駒子さんの絵が、物語の雰囲気をより掻

き立てます。

2024年 (令和6年)
11月27日(水)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)