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今日5月1日はモーツァルト作曲のオペラ『フィガロの結婚』がウィーンで初めて上演された日です。
『フィガロの結婚』は、ある伯爵の召使い“フィガロ”とその恋人“スザンナ”の結婚から巻き起こる、カップルたちのドタバタコメディで、フランスの劇作家カロン・ド・ボーマルシェが原作、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲で上演されました。
物語は貴族vs庶民の構図で展開していきます。
夫人に飽きた伯爵がフィガロの婚約者を狙い、伯爵夫人は伯爵に復讐をたくらみつつ若い従者と良い仲になり、一方そのころ侍女頭はフィガロに婚約を迫るがその元夫が・・・と、作中にはたいへん多くのキャラクターが登場します。作中には当時の身分秩序を覆すような貴族批判や社会風刺がたっぷり含まれており、フランスでは上演禁止にされ、ウィーンでも危険視されるほどでした。
「だけどそれが面白いよね!」
と、この問題作を華麗に、そしておちゃめに上演してみせたのが
皆さんがよく知る作曲家、モーツァルトです
本日ご紹介するのはこちら!
『音楽家の伝記:初めに読む1冊 モーツァルト』(萩谷由喜子/著)
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
華やかな名曲を数多く残している天才モーツァルトですが、その人生は意外と・・・?
時代が移り変わるフランスを生き抜いた彼の人生を是非覗いてみてください!
『フィガロの結婚』はCDの貸し出しもできますので、そちらもお楽しみください♪