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今日は、自然環境における人間のあり方に大きな警鐘を鳴らした生物学者、

レイチェル・カーソンが生まれた日です。

彼女が1962年に執筆した「沈黙の春」は環境問題の古典といわれ、全世界

に影響を及ぼしました。

今日の一冊は「センス・オブ・ワンダー」

 (レイチェル・カーソン∥〔著〕、上遠 恵子∥訳)

この本のなかで「センス・オブ・ワンダー」は「神秘さや不思議さに目を

見はる感性」と訳されています。新潮文庫版のこの本には、写真家、川内

倫子さんの写真が挟まれており、レイチェルが小さな甥のロジャーと共に

あらゆる自然に向けたまなざしを、一緒に体験できるよう。

 解説には「私のセンス・オブ・ワンダー」と題して福岡伸一、若松英輔、

大隈典子、角野栄子と異なる分野の第一人者によるエッセイが寄せられて

います。

 自身の中に眠っているセンス・オブ・ワンダーを見つめられそうな一冊。

2024年 (令和6年)
11月27日(水)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)