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夜空が美しい今日この頃。たった今も宇宙には数々の惑星探索機が浮かんでいます。
2010(平成22)年6月13日、小惑星探査機はやぶさが地球に帰還しました。
地球〜太陽間を20往復・約60億kmもの距離を約7年掛けて航行し続けたはやぶさは、そのミッションを見事果たしたのです。
はやぶさに搭載されていた耐熱カプセルからは、小惑星「イトガワ」で採取した微粒子約1,500個が発見されており、奇跡的な帰還と共に宇宙物質の採取に成功するという人類史上初の快挙を成し遂げました。
このことから、宇宙航空研究開発機構JAXAは「あきらめない心」「努力する気持ち」の大切さを伝えていこうと、帰還した6月13日をはやぶさの日として記念日に制定しています。