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今日はイングランドとアイルランドの女王、エリザベス一世の誕生日です。
エリザベス1世は16世紀のイングランド(現在のイギリス)を治めていた女王です。この時代は俗に“エリザベス朝”と呼ばれ、イングランドの黄金時代といわれています。「私はイングランドと結婚しているのです」という有名な一言のとおり、生涯結婚しなかったことでも有名です。
非常に教育熱心で、多言語を操り、国政問題も熟知していました。また、文化の発展の為ウィリアム・シェイクスピアやフランシス・ベーコンなど多くの芸術家の後見人になっています。
一方で非常に苦労人でもあったエリザベス。2歳の頃に母親であるアン・ブーリンが処刑され王位継承権をはく奪されます。その後10代のうちに2度もあらぬ罪で処刑されかけ、異母姉であるメアリー1世が死去し即位した後には、世の中は大変不安定になっていました。宗教間対立など時代を代表する事件に向き合ったり、多くの国との外交や戦争に直面してきました。
今日の1冊は
『並べて学べば面白すぎる世界史と日本史』
(倉山 満∥著 KADOKAWA )
エリザベス1世の時代、日本は織田信長たちの戦国時代でした。
同時代の人物を並べてみると歴史の本質が見えてくる・・・?