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7月2日は半夏生(はんげしょう)。
七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、
かつては夏至から数えて11日目としていました。
この時季は大雨も降り、農作業は休む時期とされていました。
香川県ではうどんを食べる日となっていたり、近畿地方では
タコを食べる日となっていたりというさまざまな風習が残っているそうです。
今日の一冊は、
『タコと日本人 獲る・食べる・祀る』(平川 敬治/著)
世界一のタコ食の国・日本。
壺や殻の中に住みつこうとする奇妙な習性を利用したタコ壺漁の話や、
人に悪さをする妖怪のような存在の動物として、様々な視点から
タコと日本人と文化について考える比類なきタコ百科です。