7月29日は元号「大化」の実施日です。

今日は日本で最初の元号「大化」の実施日です。

この大化の開始とほぼ同時期に国名が日本となり、日本国の始まりの時期でもあります。

この元号ですが、元は古代中国で始まった紀年法の一種で、特定の年代に称号をつけ、基本的には年単位とされますが、元号の変更は年の途中でも行われ、過去には1年未満で改元されたこともありました。

2023年現在、公的に行われているのは日本のみで制定、使用されています。その中でも一番最初となるのが大化で、大化元年7月1日（645年の7月29日）が開始となりました。

この元号ですが、江戸時代までは一代の天皇の間にも変更されていましたが、明治時代以降に、一世一元の制という新天皇即位のときのみ改元するようになり、今でもその制度で行われています。

一番長い元号は昭和で62年続き、元号を過去制定していた国々を合わせても一番長い元号となっております。

そんな今日の一冊はこちら「元号読本」（所 功　他/編著）です。

大化から令和までで248ある元号の事典で、1年未満で終わった元号や一年のみだった元号などなど、たくさんの過去の元号を知ることができる本となっております。