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昼夜を問わず街を走り回るタクシー。
他の交通機関と比べると割高ですが、行きたい所に連れて行ってくれる便利なサービスです。
1912(大正元)年の今日、東京・数寄屋橋のタクシー自動車株式会社が、日本で初めてタクシーの運用を開始しました。
営業開始当初は6台のタクシーが稼働し、運賃は最初の約1.5kmが60銭と設定されました。
これは電車や市電の約5〜8倍に相当するなど、相当高価な乗り物でした。
また、
追加料金
:1/2マイルごとに10銭増
待ち料金
:10銭/5分
深夜、雨天、ぬかるみ時
:1/4マイルごとに10銭増し
と、かなり細かく料金設定がされていたそうです。
利用者からは敬遠されるかと思いきや、正確なメーター器による料金算出と目新しさが話題を呼び、連日利用者が後を絶たなかったとか。