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今年2023年10月第二月曜にあたる10月9日は鯛の日です。
日本有数の真鯛養殖地である三重県の「三重県漁業協同組合連合会」が制定しました。
由来は、もともとこの日が体育の日にあたり、
「体育の日=タイ(イ)クの日=鯛喰う日=鯛の日」と結ぶ言葉合わせから三重の鯛の
消費拡大を目的としています。
三重県の特産品「伊勢茶」、「かんきつ」、「海藻」の粉末を
ブレンドしたエサには、魚の身質改善等に効果があるとされる
ポリフェノールが豊富に含まれているため、臭みや余分な脂が少なく、
鯛本来の旨みが強い極上のマダイが仕上がります。
今日の一冊は
『鯛』(鈴木 克美/著)
雲の上の図書館にも多く揃えている法政大学出版局の
ものと人間の文化史シリーズです。
古来「魚の王」とされてきた鯛をめぐり
その生態・味覚から漁法・祭など多彩な伝承文化を語りつつ
鯛と日本人とのかかわりの原点をさぐっていきます。