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二十四節気の、霜降(そうこう)の時季となるこの日、保育園や幼稚園でおいもほりの行事のピークを迎えることから、おいもほりの日とされています。
今日ご紹介する1冊は『おおきな おおきな おいも』(赤羽末吉さく・え)です。
『スーホの白い馬』や『おへそがえる・ごん』全3巻 など数多くの名作を世に送り出してきた赤羽末吉(あかばすえきち)氏。
日本の絵本画家として、はじめて国際アンデルセン賞画家賞を受賞しました。
国際アンデルセン賞とは、
児童文学への永続的な寄与に対する表彰として贈られる国際的な賞で『小さなノーベル賞』と呼ばれるほどの影響力を持つそうです。
本書は、とってもとっても大きなおいもを、どうやって掘り出して、どうやって運んで、どうやって調理する?
子どもたちの、自由な想像の世界がみるみるうちに広がります。
時には大人も自由な想像を膨らませ、その世界観を大切にしたり、なんらかの作品や記憶に刻むことがはないかと胸が高鳴る一冊です。