[BookShelf Image]:1896
今日は『忠臣蔵』の日です。
元禄15年の12月14日(新暦:1/30)、赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りを仕掛けた『赤穂事件』からきています。
この『赤穂事件』は元禄14年3月14日、江戸城の松之大廊下で赤穂藩の藩主・浅野長矩が吉良義央に切りかかったことが発端になりました。この事件により浅野長矩は即日切腹。この結果を不服とした赤穂藩の浪士『赤穂四十七士』が起こした討ち入り事件が『赤穂事件』です。
この史実を人形浄瑠璃や歌舞伎で上演するために作られたのが【仮名手本忠臣蔵】、いわゆる“忠臣蔵”です。初演当時は類を見ないほどの大盛況だったようで、のちに芝居の“独参湯”(起死回生薬)とよばれ、客の入りが悪い時も、これを出せば大当たりといわれるほどでした。
現在でも様々なジャンルで忠臣蔵がモデルになった作品が作られています。毎年この時期になると、テレビなどでも放送されますね。
今日の1冊は
『物語で学ぶ日本の伝統芸能 3』(原 道生∥監修 くもん出版)
『仮名手本忠臣蔵』、『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』の二本をわかりやすく紹介。舞台の構造や豆知識まで盛りだくさんです。