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12月20日はシーラカンスの日です。
1952年の今日に、アフリカのマダガスカル島沖でシーラカンスが捕獲され、学術調査のきっかけになったことが由来となっています。
それまでシーラカンスは化石でしか存在が知られておらず、約6550年前に絶滅したと考えられていましたが1938年に現生種が確認され学界は騒然となりました。
1952年に捕獲、学術調査の結果、化石で発見されたシーラカンスとほとんど姿が変わっていないということが判明しました。このため、シーラカンスは「生きた化石」と呼ばれています。
今日の一冊は『シーラカンスの謎』(安部 義孝∥共著、岩田 雅光∥共著)です。
肉鰭と呼ばれるほかの魚とは違うヒレを持ち、背骨がなく脊柱という管を持つなど独特な体の構造や生態について解説しています。