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今日は高知の作家、宮尾登美子の誕生日です。
1926年(大正15年)高知市に生をうけました。
多くの傑作を世に出し、『天璋院篤姫』『鬼龍院花子の生涯』など数々の
映像化もなされた高知を代表する作家の一人。そんな作家を知ることができる
今日の一冊は「宮尾登美子遅咲きの人生」(大島 信三∥著)
本人への2回に渡るロングインタビューをもとに構成。
複雑な生まれから晩年までがエピソードや背景、土地々の風景と共に語られて
いきます。読み進めていくうちに自然と登美子の人生に入っていくような感覚
を味わえる本書。
高知のお町。高知市には高知県立文学館があります。数々の文人を生み出した
土地の文学館。そこ中には「宮尾文学の世界室」があります。今年は、没後10年
ということで、「没後10年 宮尾文学の世界―直筆原稿と写真で辿る―」として
展示の入れ替えが行われています。ぜひ、足を運ばれてください。