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今日は、1927年にアメリカの飛行家であるチャールズ・リンドバーグが大西洋”単独”無着陸飛行に初めて成功した日です。
当時、航空機の性能発達における一つの指標として、大西洋横断飛行の記録が目標となっていました。
リンドバーグは、前日の5月20日の午前6時前頃(現地時間)にアメリカのニューヨーク・ロングアイランドにあったルーズベルト飛行場を離陸。飛行距離約5810kmを約33時間半かけてフライト。5月21日の午後10時20分過ぎ頃(現地時間)にフランス・パリのル・ブルジェ空港に着陸。これにより、単独での大西洋横断飛行に世界で初めて成功し、オルティーグ賞と賞金、それと世界的な名声も得ました。
その後、リンドバーグは、飛行家としてだけではなく、人工心臓の開発者としても大きな業績を残すことになります。
今日、紹介する一冊は、『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』(トーベン・クールマン∥作、金原 瑞人∥訳)です。
人間の本を読むのが大好きな、知りたがりやの小ネズミが、数々の失敗をくりかえしながら、海をこえて自由の国・アメリカへと自作飛行機で向かう…。小ネズミをリンドバーグになぞらえた、ドイツ生まれの美しい絵本です。