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今日はアメリカ合衆国の作家。アーネスト・ミラー・ヘミングウェイが亡く
なった日です。
20世紀の文学、文化にに多大な影響を与えた作家。そして、ノーベル文学賞
受賞者の一人でもあります。
今日の一冊は「移動祝祭日(いどうしゅくさいじつ)」
(ヘミングウェイ∥〔著〕、高見 浩∥訳)
死後に発表された最後の作品。ヘミングウェイが若かりし頃、まだ何者でも
ない時を過ごした1920年代パリが舞台の物語。
移動祝祭日はお正月などのようにこの日が祝日と固定されたものではなく、
その年によって動く祝日のこと。
パリで過ごした日々は人生にいつまでもついてくる祝日、という意味合い
があるようです。このタイトルはヘミングウェイ自身がつけたものではなく、
親交のあったライターのホッチナーを通じて夫人がたもの。しかし、それも
ヘミングウェイ自身の言葉からきているそうです。様々な苦みも伴った青春
の日々はどのように描かれているのでしょうか。