[BookShelf Image]:2148
今日は、出版社岩波書店の岩波文庫が創刊された日です。
1927年(昭和二年)に誕生。今年で97年になります。
現在までの刊行点数は約6,000点。限られた人だけではなく、
多くの人に知識をとの思いが綴られた岩波書店の創始者、岩波
茂雄による”読書子に寄すー岩波文庫発刊に際してー”、は今も
最後の頁に記されています。
今日の一冊は「「絵のある」岩波文庫への招待 名著再会」
(坂崎 重盛∥著)
本はそんなに読んでこなかったけど、絵のある本には興味をもっ
たという作者。
文庫界の重鎮、硬派のイメージがある岩波文庫が内容もさること
ながら、ビジュアルも重視していた⁉絵のある岩波文庫、120タイ
トル、190冊のなかからよりすぐりのビジュアル岩波文庫をご紹介。
名作と言われているけれど、何だか難しそうだけれど、そんな本を
手に取るきっかけになりそうです。
作者の『挿し絵は本の花であり、果実なのでした。』の言葉が輝きます。