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7月4日はヒッグス粒子が発見された日です。この発見により、
ヒッグス粒子の存在を予想していたピーター・ヒッグス博士と
フランソワ・アングレール博士はノーベル物理学賞を受賞しました。
ヒッグス粒子が発見されたのは2012年ではあるものの、その
存在自体は1964年ごろにヒッグス博士の提唱した理論の中に
登場していました。実在を確認できたものでは無かったのです
が、ヒッグス粒子があると仮定すれば、宇宙にまつわる様々な
論理を合理的に説明できたため、発見される以前から様々な
論理に組み込まれていました。
今日紹介する一冊は『ヒッグス粒子とはなにか』
(ハインツ・ホライス、矢沢潔/著)です。
ヒッグス粒子の発見までの歴史やヒッグス粒子が持つ役割など
を解説した一冊になります。専門的な内容も非常に多いですが、
分かりやすい言い換えも多く出てくるので読みやすくなっています。