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今日は、上野動物園でジャイアントパンダのカンカンとランランの一般公開が開始された日です。
1972年に中国との国交正常化を記念して、友好の証として贈られた2頭のパンダが到着から8日後に一般公開が始まりました。当日は長蛇の列ができ、来園者は間近で見るパンダに興味津々だったようで、この日以降、日本中に”パンダブーム”が起きたそうです。飼育を担当することになった上野動物園は後に、”パンダのいる動物園=上野動物園”とまで認知されることになりました。今では、国内の複数の動物園で飼育されており、その愛らしい姿を見に行ける機会が増えて、私たちを楽しませてくれています。
今日、紹介する一冊は、『シャンシャンと上野動物園パンダ物語』(高橋 うらら∥文、土居 利光∥監修)です。
東京・上野動物園に日本に初めてやってきたカンカン、ランランから、リーリーとシンシン、そしてシャンシャンの家族の物語です。飼育係の人たちによる、パンダの「いのちを育むこと」の大切さや感動が伝わる1冊になってます。