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今日は、発明の日です。
通商産業省(現在の経済産業省)により、特許制度をはじめとする産業財産
権制度の普及・啓発を図ることを目的として、毎年4月18日を「発明の日」と
することが決定されました。
明治18年(1885年)4月18日に、初代特許庁長官を務めた高橋是清らが現在の
特許法の前身である「専売特許条例」を公布し、日本の特許制度が始まった日
ということを記念し、昭和29年(1954年)1月28日に、発明の日となりました。
また、特許庁は、昭和60年(1985年)4月18日に、専売特許条例の公布100周年
を記念して、日本の歴史的な発明家10名を選定し、その功績を紹介しています。
今日の1冊は「八木秀次:人物叢書275」(沢井 実 /著日本歴史学会∥編集 /編著)
日本の歴史的な発明家10名に選ばれている”八木秀次”の自伝。
テレビ受像用として知られる「八木・宇田アンテナ」を発明した電気通信工学者
ですが、工業国として後進だった日本を戦前・戦中・戦後と時代を通じてその
国家的課題に挑んだ軌跡が記されています。
この人物叢書、日本の始まりから近現代までの様々な人物が取り上げれまとめら
れているシリーズです。あなたの気になる人物もとりあげられているやも。