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今日は、文豪の一人、小説家・森鴎外(本名:森 林太郎)の忌日です。
1922年(大正11年)のこの日、森鴎外は満60歳の生涯をとじました。
森鴎外ときくと、皆さん何を思い浮かべますか?
教科書になんかあったかも?などではないでしょうか。
そんな、鴎外は小説家でありながら、評論家、翻訳家、そして陸軍軍医
でもあり、実に多彩な肩書の持ち主でした。
今日の1冊は「森茉莉全集1:父の帽子 他」(森茉莉/著)
森鴎外の長女であり愛娘の茉莉が綴った父、鴎外の記憶と日々。
茉莉も鴎外を敬愛していましたが、鴎外も茉莉を溺愛していたと言っても
過言ではなく。そんな二人の美しい日々が、茉莉独特の感性と美意識で結晶
となったような1冊です。文豪のまた違った側面が堪能できます。