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今日、8月27日は『男はつらいよ』の日です。
1969年のこの日、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開されました。
「フーテンの寅」こと車寅次郎が最初に登場したのはテレビドラマで、このテレビ版はヒットしたが、最終話でハブ酒を作ってひと儲けしようとした寅次郎が、
奄美大島にハブを獲りに行って逆にハブに咬まれ、毒が回り死んだという結末に視聴者から多数の抗議が殺到して、映画化につながりました。
以来50作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなりました。2019年12月27日公開される新作のタイトルは、「男はつらいよ お帰り寅さん」です。
今日の一冊は、『渥美清 浅草・話芸・寅さん』(堀切 直人/著)です。
渥美清の一生を追いかける伝記的評伝。少年期から、ストリップ劇場である浅草フランス座時代の活躍、その後の車寅次郎としての活躍まで記されています。
おもに引用で成り立っています。不世出の芸人であり、東京下町文化の語り部である最大の俳優といわれる渥美清について知ることができます。