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1880年のこの日、東京・深川の三味線職人の松永定次郎氏が国産バイオリン
の第1号を完成させました。しかし一説によると、明治17~18年頃、当時音
楽取調掛の長であった伊沢修二が依頼した、雅楽器制作者の「神田某」もま
た、日本で初めてバイオリンを制作した人といわれているようです。
今日の一冊は、『おもしろバイオリン事典』(奥田佳道・山田治生/著)です。
クラシックの華であるバイオリンには謎がいっぱいです。音はどのように決
めているのか?子どもの頃に始めないと上達しないの?ニスは音に影響する
のか?など、この不思議な楽器の魅力に迫ります。職人や演奏家などのエピ
ソードも満載です。