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今日は柿の日です。

全国果樹研究連合会により2005年(平成17年)に制定されました。

1895年(明治28年)のこの日、俳人、正岡子規が奈良旅行の際に「柿くへば鐘が鳴る

なり法隆寺」の句をが詠まれたことに因んでいます。

この柿の日は、連合会の中の柿部会により、柿の販売促進を目的として定められました。

今日の1冊は「平凡社俳句歳時記」(水原秋桜子/編)

この柿の日に因まれた子規の句ですが、奈良旅行の際に詠まれたものだそう。

ここでいる”柿”は俳句でいう秋の季語になるんですね。

今日ご紹介するこの本は、春夏秋冬新年の五冊で構成されたうちの”秋”(立秋~立冬)

の巻になります。

歳時記って何?となる方もいらっしゃいませんか?元々はそれぞれの季節の事や物、

年中行事をまとめたものだったそうですが、江戸時代以降に俳句などの季語を集めて

分類し、季語と一緒に解説と俳句を加えた本をさすようになったそうです。

 このシリーズは、分類を、事項・天文・地理・人事・宗教・動物・植物で分けられ

ています。ですので、植物のなかに”柿”が。さっそく読んでみると、他にも沢山の柿

季語として詠まれた句がいくつも載っています。柿だけでこんなに句があるとは。

柿の日に柿を食べながら、一句いかがでしょうか。

 

 

2024年 (令和6年)
11月26日(火)
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休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)