[BookShelf Image]:617
ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者として知られるスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル(1833~1896)の遺言に従い始まった、世界的な賞です。
1901年(明治34年)のこの日、ノーベル賞の第1回受賞式が行われました。
物理学、化学、生理学・医学、文学、平和及び経済学で顕著な功績を残した人物に贈られます。
ただし経済学賞だけは、ノーベルの遺言にはなく
スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環として、ノーベルの死後70年後にあたる1968年に設立されました。
ノーベル財団は同賞をノーベル賞とは認めていないため、正式名称(「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」)または「ノーベル」を冠しない「経済学賞」と呼ばれています。
今日の一冊は「ノーベル賞の事典」(秋元格・鈴木一郎・川村亮/著)です。
1901年の第1回から、2013年までのノーベル賞全受賞者(自然科学3賞:物理学賞、化学賞、生理学賞・医学賞)が年代順に解説されており、受賞理由や研究業績等についても1ページにまとめられており、分かりやすく学ぶことができます。