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今日は、エドゥアール・リウーの誕生日です。
リウーは19世紀フランスの画家であり、イラストレーターとして多数の小説の挿絵も手掛けています。
ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」、「地底旅行」などの挿絵、といえば思い出す方も多いのではないでしょうか。
彼のイラストは版画にも写され、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」などの文学作品にも使われました。
また、出版社などからの推薦によりフランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受章しており、1900年1月27日に亡くなるまで、多くの作品を世に残しました。
今日の1冊は「地底旅行」(ジュール・ヴェルヌ/作、朝比奈弘治/訳)です。
16世紀の錬金術師が残した謎の古文書を解読してみると、それは地球の中心へ行く方法だった!
鉱物学者のリーデンブロック教授と甥のアクセル、そして案内人ハンスの13週間におよぶ地球内部への冒険が始まります。
ジュール・ヴェルヌの最高傑作と言われるSF冒険小説を、エドゥアール・リウーの挿絵で楽しめる1冊です。