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今日は、グラムロックの先駆者であり、表現者として様々な顔をもつ
デヴィッド・ボウイが2016年1月10日地球上から消えた日です。
ボウイは亡くなる2日前にアルバム「★(ブラック・スター)」を発売していました。
あたかも、自分が亡くなることを予言したかのようなアルバムを残して去っていった
のです。
今日の1冊は「地球に落ちて来た男」(ウォルター・テヴィス/著、古沢 嘉通/訳)
彼は多くの映画にも出演していました。その中でもカルトムービーとして未だ語り継
がれるのが、この「地球に落ちて来た男」です。
自身の星を救うために地球へとやってきた一人の宇宙人、彼がすすむ破滅への道。
ひたすらボウイが美しいこともさることながら、斬新な映像と不可思議なストーリー、
そして演じたボウイ自身を投影するかのような主人公の孤独さ。
映像でももちろんですが、ぜひ物語としても味わってみてください。