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早いもので、今日はもう大晦日です。
2020年はいろんなことがありすぎて、大変な一年でしたね。
今年一年お世話になり、どうもありがとうございました。
来年も良い年をお迎えくださいね。
日本における大晦日という慣習は、日本文化に古くからある「歳神様」(としがみさま)、
または「歳徳様」(としとくさま)への信仰に基づく儀礼から生じており、
これらは歳徳神などとも呼ばれるその年一年間を司る神様です。
年の初めから来られるため、「正月様」(しょうがつさま)とも呼ばれます。
大晦日には、様々な年越しの行事が行われる。年越しの夜のことを除夜(じょや)とも言う。
かつては、除夜は年神を迎えるために一晩中起きている習わしがあり、
この夜に早く寝ると白髪になる、皺が寄るとかいった俗信があったそうです。
今日の一冊は、
『おしょうがつさんどんどこどん ワンダーおはなし絵本』(長野ヒデコ/作・絵)
おばあちゃんが女の子と小坊主とたこちゃんとねこちゃんに、
歌いながら正しい年越し、新年の迎え方を指南していきます。
大掃除をして鏡もちを飾り、年越しそばを食べていると除夜の鐘がなり、
新年を祝って「あけましておめでとう」のごあいさつ。
お正月さんが大晦日からどんどこどんどこやってきます。
お正月を家族みんなでお迎えして楽しいお正月を過ごすという心が明るくなる楽しい絵本です。