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今日は日本初の下着デザイナーである、鴨居羊子が亡くなった日です。
戦後、質素な女性下着に革命をおこした下着デザイナーであるとともに、画家、
文筆家などとしても活躍しました。
大阪読売新聞の記者として勤めていた時に、ガーターベルトと出会ったことが、彼女の
人生の転機となり、下着デザイナーへ。
今日の1冊は「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」(鴨居羊子/著)
1925年戦時中生まれの鴨居羊子さんは、多感な時期を戦時中に過ごしたことになります。
そんな彼女が、それまでの日本女性の下着観や女性の身体への偏見を、革新的な下着
デザイン、絵画、文章など、生み出した数々のものから解放へと導きました。
この本は、人生の転機と展開がぎゅっと詰まっています。今また響くであろう、彼女の
その生き方や言葉をぜひお読みください。