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今日、3月26日は「楽聖忌」。1827年のこの日、ドイツの作曲家であるベートー
ヴェンがウィーンの自宅で亡くなったことが由来となっています。ベートーヴェ
ンは数々の交響曲を作曲したことから、「楽聖」と呼ばれおり、ベートーヴェン
を偲ぶことから「楽聖忌」と定められました。
ベートーヴェンは、3日前に甥のカールを唯一の相続人にするように遺言書に、
「諸君、拍手したまえ。喜劇は終わったのだ。」という有名な言葉を残したので
あった。29日の葬儀には2万人の市民が参列し、宮廷歌手が仏ぢ棺を担いでフル
メルら弟子たちがそれに続いた。しかし、数々の作品を献呈された交際のあった
貴族たちは誰も出席はしなかったそうです。
「ベートーヴェン捏造ー各プロデューサーは嘘をつくー」(かげはら史帆/著)
犯人は、誰よりもベートーヴェンに忠義を尽くした男・アントン・シンドラー。
聴力を失ったベートーヴェンはコミュニケーションをとるために筆談用のノートと
して「会話帳」を使っていた。そんな超貴重な会話帳をシンドラーは破棄・改竄を
し、シンドラーが出版した「ベートーヴェン伝」は捏造されていたことが発覚する。
音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の全貌に迫る!!
私もこの本を手にとってなければ、一生知らなかったかもしれません。