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今日は蓮如忌です。親鸞によって開かれた浄土真宗を、全国に広めた僧侶
である、蓮如の忌日法要の日です。
開闢の祖と並んで蓮如上人の名で知られたり、耳にしたりするのは、親鸞
の教えを正確に日本全土津々浦々まで伝えたことにあります。
今日の1冊は「蓮如:聖俗具有の人間像」(五木寛之/著)
そんな蓮如上人ですが、正しく教えを広めたのは分かったけど、では一体
どこで生まれて、どんな経緯で布教してったの?という時に今回の本です。
「大河の一滴」や「親鸞」を執筆している作家である著者が、その生涯を
人柄や思想を交え読み解き書いています。
”新書”ってなんかそっけない表紙だな、と最初は手に取りにくいかもしれ
ませんが、何かを知りたい時の入門書にはとってもうってつけです。
まずは、今回の1冊からいかがでしょうか。