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今日、4月2日は「国際こどもの本の日」。「マッチ売りの少女」や「みにくいあひる
の子」など多くの作品を残したデンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日にちな
んで、全国際児童図書評議会(IBBY)が1966年に制定しました。
今日の一冊は、「人魚姫」(ハンス・クリスチャン・アンデルセン/原作、
ラズロ・ガル/絵、マーガレット・マロ―二―/再話、桂宥子/訳)
人間の王子に恋をした人魚姫は、美しい声とひかきかえに人間の体を手に入れるが、
最後には愛する王子のために海の泡となる・・・。儚くも美しい無償の愛の話とラズ
ロ・ガルの絵が絵画的で美しく、大人になってから読むと、人魚姫の美しさに魅了さ
れてしまいます。アンデルセンの傑作をご一読ください。