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5月22日はアニメ・映画監督の庵野秀明さんの誕生日です。1995年に公開
された代表作『新世紀エヴァンゲリヲン』シリーズは公開されてから現在に
至るまで根強い影響力を持った作品として知られています。
庵野監督は1960年の生まれで、監督に強い影響を与えた特撮である
ウルトラシリーズはちょうどこの頃からのスタートでした。
監督の代表作である『エヴァ』シリーズにもウルトラマンをはじめと
する特撮の影響は多く見られます。例を挙げると、作中の巨大ロボットで
ある「エヴァンゲリオン」の体長が40～200ｍというとても大きな振れ幅
で描かれている点などがあります。これは、場面ごとに迫力のある描写の
できるサイズでエヴァを描写するために明確なサイズを決めていなかった
ことが理由で、ウルトラマンにおいても同じ手法が取られていたことや、
40ｍという下限に設定されている数値がウルトラマンの体長と同じ点である
ことなどが、ウルトラシリーズへのオマージュとして受け取れます。
今日紹介する一冊は『平成特撮世代：新時代のゴジラ、ガメラ、ウルトラマン
と仮面ライダー』(中沢健著)です。
「エヴァンゲリオン」のほかにも日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した
『シン・ゴジラ』も制作している庵野監督ですが、新たにウルトラマンと
仮面ライダーの実写映画の製作を発表しています。庵野監督を知るなら特撮
の面は欠かせない要素と言えるので、興味のある方はぜひお手に取ってみて
ください。
