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今日はアメリカ国旗制定を記念する、アメリカ合衆国の国旗制定記念日「フ
ラッグデー」です。1771年のこの日、アメリカ合衆国で現在のデザインであ
る「星条旗」が国旗として制定されました。
それまでアメリカの国旗は、イギリスの国旗「ユニオン・ジャック」を一部
に含む「グランド・ユニオン」と呼ばれるデザインでした。
ところで星条旗と言えば、左隅に青地の白星、そして赤と白の横縞模様です。
縞模様は独立当時の13入植地を表し、星は現在の州を表しています。つまり、星
は独立当時の13個から、現在の州の数である50個にまで増えたわけです。連邦に
州が加わるたびに星は追加され、そのたび次の独立記念日に配置が変更されてい
ます。これによりアメリカの星条旗は世界でいちばんデザインが変更された国旗
として知られています。最初は縞模様も増やされていたそうですが、州の数が多
くなってからは独立当時の13本に固定されたそうです。
ちなみに星条旗に使われている「色」にもちゃんと意味があり、白は純粋と純潔、
赤はたくましさと勇気、青は戒心と忍耐、そして正義を表しているそうです。
このように、アメリカの星条旗に限らず世界の国旗には深い意味と長い歴史が刻
みこまれています。日本の日の丸にはどんな意味があるのでしょうか。そのほか
沢山の国々の国旗の意味にも興味が沸くところです。
本日紹介する、
『世界一おもしろい国旗の本』(ロバート・G・フレッソン/絵と文)を読めば、
世界中の国旗について、丸ごと楽しく知ることが出来るでしょう。