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毎年6月11日は、ハワイ州の休日「キング・カメハメハ デー」です。
1758年頃に生まれたと言われているカメハメハは、生まれ育ったハワイ島全体を収めたのち、マウイ島を統一します。そして、オアフ島のワイキキからカハラにかけて上陸、ヌウアヌパリで勝利し1795年にハワイ王国を創り上げました。カウアイ島攻略には実は2度失敗しながらも、1810年にはカウアイ島のアリイ(首長)、カウムアリイより、カウアイとニイハウ島を受け入れ、ハワイ8島全てが王国の土地となったのです。
カメハメハ大王の生涯を称える日が、キング・カメハメハ デーの祝日です。
カメハメハデーの祝日が制定されたのは、カメハメハ大王の孫、カメハメハ5世が統治していた1871年です。翌年の1872年から6月11日がハワイ王国の祝日になりました。白人勢力の台頭と欧米文化の影響の高まりを憂慮したカメハメハ5世が、ハワイ文化の継承やハワイアン民族意識の鼓舞などを意図して制定したと伝えられています。
近年では、6月11日はハワイ州の学校や公共機関が休みになるほか、前後の週末には各地でパレードや音楽コンサートなど華やかな記念行事が催されます。
この機会にハワイのことを学んでみませんか?