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1876年に国際的に日本領土として認められた小笠原諸島でしたが、日本が
太平洋戦争に敗北すると、米軍の占領下に置かれることになります。
その後、1968年にアメリカと結ばれた「南方諸島及びその他の諸島に関する協定」
の発効により、同年6月26日、小笠原諸島は正式に日本に返還されました。
小笠原諸島は形成以来ずっと大陸から隔絶していた為、島の生物が独自の進化を
遂げていて、「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど貴重な動植物が多いのが特徴
のひとつ。その理由から2011年には世界自然遺産に登録されています。
今日の一冊は、『カタツムリ小笠原へ』(千葉聡/文、コマツシンヤ/絵)です。
小笠原は、なんと約120種ものカタツムリが生息するカタツムリの楽園です。
どうしてこの小さな島々でカタツムリが大繁栄するに至ったのでしょう...!?
可愛い絵と共に神秘的な小笠原諸島を探検できる一冊です...！
