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6月23日は国際条約である南極条約が発効された日です。これにより、南極
はどの国の領土でもない、中立な大陸という立場を維持しています。
南極は激しい海流と寒冷で厳しい気候条件にある大陸で、有史以降長い間
前人未到の地でした。1900年代になってくると南極への到達が可能になる国
が出始め、それと同時に南極の領有権を主張する国が出始めました。
しかし、南極大陸を調査する際に国境線で大陸を分断するべきではない
という考えから、南極条約が作られ、南極における全ての領有権の主張は破棄
もしくは凍結されました。
南極条約では領有権主張の破棄・凍結のほかにも南極の平和利用のために
軍事利用の禁止や核爆発・放射性廃棄物の処分の禁止を定めているほか、
科学的調査の自由なども盛り込まれています。
今日紹介する一冊は『国境なき大陸南極』(柴田哲治//著)です。
ここで紹介した南極の領土問題のほかにも、日本における南極調査に関する
ことが詳しく書かれていますので、より深く知りたい人はぜひ読んでみてください。