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今日はメキシコの画家、フリーダ・カーロことマグダレーナ・カルメン・
フリーダカーロ=カルデロンが生まれた日です。1907年のこの日、メキシコ
のコヨアカンで生を受けました。
名前でピンとこなくても、眉毛の繋がった強烈な色彩の肖像画を一度は
目にした人もいるのではないでしょうか。
1907年生まれのカーロ。本人は1910年生まれと周りに話していたそう。
1910年は、メキシコ革命の年、カーロにとって”革命”という言葉は特別
だったようです。
というのも彼女はメキシコを代表する画家というだけではなく、民族芸術
の第一人者、病や身体障がい、そして女性という性別、あらゆるものから
の自由を体現した人であったからでしょうか。
今日の1冊は「わたしはフリーダ・カーロ」(マリア・ヘッセ/作,宇野和美/訳)
イラストで紡がれるフリーダ・カーロの一生。時には目をそむけたくなる
ような、彼女にふりかかる不幸も困難も、鮮やかなイラスに落とし込まれ
ることで、客観的にそして美しく彩られています。
様々な見方、楽しみ方のできる1冊です。