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今日は、劇作家であり作家でもある本谷有希子の誕生日です。

「劇団、本谷有希子」の創立者であり芥川賞作家の一人でもあり、多彩な

顔をもつ人です。

さて、そんな彼女ですが、世にでた最初は声優としてでした。

エヴァンゲリオンの監督、庵野秀明が彼女が当時在籍していた演劇専門

学校に来た際、一人我関せずという体でいた彼女を気に入っての抜擢だっ

たそうです。

今日の1冊は「本谷有希子のこの映画すき、あの映画きらい」(本谷有希子/著)

鮮烈なデビュー作「江利子と絶対」の時から、すさまじい作家さんが出てきた

と一人震えたものです。その後、劇作家としては”鶴屋南北戯曲賞”を最年少受賞。

作家としては”三島由紀夫賞””大江健三郎賞”そして”芥川賞”と三大純文学新人賞

受賞と数々の賞を戴くことになるのですが、ご本人にはどこかしら飄々とした

ものを感じます。

そんな彼女の視点で映画を見てみたら。どの映画も自分が見てる見ていないを

抜きにして、タイトル通りの率直な感想と視点が楽しめます。ゆめゆめ共感を

求めて読むことなかれ。あなたの感想がもてる1冊です。

 

2024年 (令和6年)
11月27日(水)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)