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今日は、令和三年度の立秋です。
二十四節気の一つ。秋の気配が感じられ、ここから秋の季節へと移り変わっ
ていく日となっています。
とはいうものの、今の世の8月頭なんて秋の気配どころか猛暑につぐ猛暑。
とても、秋の入口だなんて思えない。暦通りであればどんなによかったろう
と思うばかりです。
今日の一冊は「きんぎょ」(高岡 一弥/編、久留 幸子/写真)
お祭りの露天といえば、金魚すくい。このような状況下で、お祭りも縁遠く
なっていますが、金魚も楽しめるこの本。
金魚の由来に種類。はたまた風流な写真に浮世絵に小説に詩にと、金魚に
まつわるあらゆるものが集められ、涼やかで綺麗な世界へと連れて行って
くれます。
因みに、高知には「土佐金」という高知の天然記念物となっている金魚が。
その名の通り、尾が銀白色のきらめきがあり、とても美しいものです。
本を開けば、暑さもやわらぐやも。