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今日、7月5日はビキニスタイルの日です。
1946年にフランスのルイ・レアールが、世界で最も小さい水着としてビキニ
スタイルの水着を発表しました。発表の4日前にアメリカが原爆実験を行った
ビキニ環礁からその名前がとられた。
今日の一冊は、「原発・核の時代ー核開発の果てにあるものー写真記録」
(豊崎博光 著)です。
1946年から58年まで、67回にのぼった核実験はマーシャル諸島全域の人々に
被害を与え、実験場となったビキニ島と、1954年3月の水爆実験の被害をうけ
たロンゲラップ島の人々は、故郷の島を放射能に汚染されたため、他の島で暮
らすことを余儀なくされました。20世紀、世界を大きく変えた原子力の問題。
その開発、ヒロシマ・ナガサキ原爆投下、様々な地域の核実験、スリーマイル、
チェルノブイリ、そしてフクシマに至る現状と歴史を貴重な写真を通じて捉え
直す一冊です。