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今日は千円紙幣が発行された日です。

1945年の8月17日、日本で初めての千円紙幣が発行され、流通が開始されました。

これは、第二次世界大戦の敗戦による物資不足で発生した激しいインフレへの対

策だったそうです。翌年、新円への切替に伴い、発行から一年もたたず甲号券と

呼ばれるこの千円紙幣は失効しました。それから現在まで千円紙幣は幾度とデザ

インを変えながら流通し続けています。

 

 日本では現在一番最初の甲号券を含め、B号券、C号券、D号券、そしてE号券

という5種類の千円紙幣が発行されています。医師、細菌学者である野口英世が

印刷されている現在のE号券は、2004年11月1日から流通が始まったものです。

 

ところで、先ほども言いましたが現在のE号券には野口英世が印刷されています。

では、ひとつ前のD号券は誰が印刷されていたか、あなたは知っていますか?

答えは作家の夏目漱石。

 

近頃は見かけなくなりましたが、少し前までは時々目にすることもあったので、

まだまだ記憶に残っているかたも多いでしょう。今もなじみの残った紙幣です。

 

では、夏目漱石の前のC号券には、誰が印刷されていたでしょう。

1986年1月4日まで発行されていた C券に印刷されていたのは・・・

 

今日は『ビジュアル日本のお金の歴史』(岩橋 勝/著)を紹介します。

本書は、私達が毎日何気なく使用しているお金について、改めて知る事の出来る

興味深い児童書です。

サッと楽しく読めてしまう、おすすめの一冊です。

 

 

 

2024年 (令和6年)
11月26日(火)
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