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9月9日は重陽の節句です。
五節句の一つ。
奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれる。
陽の極が2つ重なることからたいへんめでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って、
菊の花をかざったり酒を酌み交わして祝ったりしていた。菊酒と同様、
「くんち(9日)に茄子を食べると中風(ちゅうぶ)にならない」という言い伝えから
秋茄子が無病息災と不老長寿を願って季節の節目に食べられていたという。
今日の一冊は
『ものと人間の文化史172 酒』(吉田元/著)
世界に広がる人間が古来から楽しんできた酒といわれる飲み物について
日本でも列島の津々浦々で庶民が農耕作物の麦や米、粟などから
どぶろくや口嚙み酒などを作ってきた歴史がある。
アルコールを飲みすぎると悪影響もありますが、
人間の生活に常に寄り添い文化を推進してきました。
菊酒は未経験ですが、健康長寿を願ってトライしてみようかと思います(^^♪